認定こども園 伊勢原幼稚園

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幼稚園日記

今年度の園芸活動のご報告

2020/02/20

伊勢原幼稚園では、幼児期に花や野菜を育て慈しむ事で、自然の営みに関心を持ち豊かな心を育んで欲しいという願いのもと、園芸活動に取り組んでまいりました。

従来の畑からスペースを広くし、クラスごとに季節の野菜や花の種をまき、水やりなどのお世話をしながら心をこめて育ててきました。収穫した野菜はみんなで美味しくいただきました。

自由に畑に入れるように、レンガで小道を作ったので、子どもたちは遊びの時間にも畑に入り、色々な発見をしたり虫を見つけたり・・・大好きな遊び場でもありました。

この一年の園芸の活動について、簡単にご報告をさせていただきたいと思います。

【園芸の来島先生からのコメント】

今年度も、子どもたちの成長に合わせて栽培する植物を選びました。(詳細は各クラス欄に)

全学年、収穫したお野菜たちをいっぱい食べてくれました。自分たちで作ったのですから、格別に美味しかったはずです。

今年度も園芸を通して子どもたちの発見、驚き、感動の言葉をたくさんいただきました。キラキラの目、ニコニコの笑顔、素敵な姿をたくさん見させてもらいました。

来年度も、小さな畑から、神様のたくさんの大きな恵(発見・感動・喜び)をいただき、園芸活動を楽しみたいと思います。

《年少ちゅーりっぷ組》

【来島先生より】年少さんは初めての園芸なので種(球根)から芽が出て、大きな野菜(花)が育つ不思議さを一番感じて欲しくて選んだのが、種まきしやすい大きな種(球根)で、生長の様子が分かりやすいカボチャ、アサガオ、フウセンカズラ、スイセンでした。また、収穫しやすく食べやすく、花が咲く不思議さも観察できるブロッコリーも楽しみました。今年の年少さんはやる気満々、園芸に興味を持つ子が多く、「やりたい」気持ちがいっぱいだったので、予定外の小さな小さな種のミニニンジン、ミニダイコンにも挑戦しました。水やりも張り切ってやってくれて、日々の観察もよくしてくれて、園芸を楽しみ喜びいっぱいの一年間でした。

✿カボチャ

種をまいて、沢山芽がでて喜んでいたちゅーりっぷさん。発芽した10本の芽のうち8本を間引いた際には、肥料や水を沢山あげて大きなカボチャに育ててあげるために間引きが必要なんだよ、とお話しました。雄花と雌花のお話も聞きました。みんなでお水をあげて大きくなった2個の「かぼちゃん」を収穫し、調理してみんなでいただきました。

✿ブロッコリー・茎ブロッコリー

ブロッコリーは花の部分(つぼみ)を食べるのですが、子ども達にどこの部分を食べるのかな?と予想してもらいました。収穫しないでそのままにしておいたら・・・黄色いお花が咲きました。みんなが食べてるのは、お花のつぼみだったんだね!みんなのお顔くらいの大きなブロッコリーができ、大喜びのちゅーりっぷさんでした。

✿ミニニンジン・ミニダイコン

とってもちっちゃいかわいいミニニンジンとミニダイコンができました。料理の日や、お味噌汁にしていただきました。

✿フウセンカズラ

ふうせんのような実の中からハートの模様の種をたくさんとって遊びました。

✿アサガオ
畑のフェンス周りに種をまきました。夏から秋にかけてたくさんの花を次々に咲かせてくれました。花で色水遊びをして楽しみ、種もたくさんとりました。秋には枯れたアサガオのつるを、クラスみんなでお片づけしました。

✿スイセン

秋、あさがおのつるをきれいに片づけた後、その場所にスイセンの球根を植えました。球根のどこから芽が出るのかな?どうやって植えればよいのかな?球根をよーく見て、球根の上下を間違えないように植えました。今、伸びてきているスイセンを見て、花が咲くのを心待ちにしている子どもたちです。

   

《年中あさがお組》

【来島先生より】年中さんは、種まきは少し細かい作業でも大丈夫かと思い、扱いが難しいゴマ粒くらいのかなり小さな種を選びました。種って、黒い丸い粒だと思っていたら、色が違う、形が違う、色々な発見があったり、種まきでは、種をしっかり土の中に入れるものと思っていたら、発芽に光が必要な種(レタスがそのひとつ)があることを知って驚いたり・・・様々な違いがありみんな同じではないんだ・・・そんなことを発見したり感じたりしました。みんな同じではないんだね・・・それって人間にも通じることだと思います。

ワタを通じて、花の色が変わるとか、実がはじけるとか、中から不思議なフワフワが出てくるとか、神秘的な変化を観察することが出来ました。身近な洋服や、布団等の元がこのワタだったなんて!驚きだったことでしょう。発見がいっぱいの一年間でした。

✿ワタ

クリーム色の花が咲き終わり、しぼむとピンク色に変わり、実が出来た後にはじけてワタができることを不思議に思い楽しみました。

できたワタから収穫していきました。ワタの中にある種を取り除きワタから糸を紡いで、それが服になることや、怪我をした時に使う脱脂綿になることを教えてもらってとっても驚いたあさがおさんでした。

✿葉物野菜(リーフレタス、ホウレンソウ、コマツナ、ルッコラ)

レタスは発芽する際に光が必要なので種をまくときに土をかけないこと、種まきは全て同じではないことを知りました。

収穫して茹でていただいて味の違いを感じたり、収穫しないで畑に残した野菜に花が咲いたのを見て楽しんだりしました。

✿ニンジン

畑に種をまきました。ニンジンは発芽するまでにしっかり水が必要です。梅雨の終わりごろにまきましたが、雨が降らない日にはしっかり水やりをしました。収穫したニンジンは収穫感謝祭のカレーに入れていただきました。

✿春の花

ピートバンに種をまき室内で発芽させ、プランターに移植しました。今園庭にあるプランターの花は、全て子どもたちが種から育てたものです。チューリップの球根も花と一緒に植えました。みんながひまわり組になったら、咲いた花を使って押し花を作る予定です。春にいっぱい花を咲かせるのが今から楽しみです。

《年長ひまわり組》

【来島先生より】年長さんは、これまで年少年中でやってきた園芸を発展させて、教えてもらうばかりではなくて、これまでやってきた経験から「考える」ことに力を入れました。また、ほとんどの作業をグループで話し合い、自分たちで「協力」しながら行いました。

また、植物を育てる上でやらなければならない栽培管理を、何でやるんだろう?やらないとどうなるのかな?大人が教える前にたくさん考えてもらいました。やらなければならない作業をあえてやらないで育てたらどうなるか、予想してもらい実験しました。考えたこと、思ったことを手を上げてみんなの前で発言する。作業順番をグループで話し合ったり、意見を言ったり、譲り合ったり、みんな積極的に協力し参加できました。

この一年間、いっぱい考え、色々なことに興味を持てたと思います。これから小学校に行っても探求心を持って物事に向き合える力がついたのではと思っています。

✿ジャガイモ

プランターに種イモを植えてジャガイモを育てました。

1つの種イモから、いったいどれくらいのジャガイモが取れるのかな?とみんなで予想をしました。

男爵、キタアカリ、メークインの違いが、形をみて分かるようになったひまわりさん。

水やりだけでなく、土寄せや芽かきなど栽培管理をしてあげて、たくさんのジャガイモが育ちました。

✿キュウリ・ミニトマト

夏野菜の代表格、キュウリとミニトマト。朝見た時より午後には大きくなっているほど、ぐんぐん育つ野菜に子ども達もびっくり。

毎日のように、食べごろの大きさになったキュウリ、美味しそうに色づいたミニトマトを嬉しそうに収穫してくれました。

✿タマネギ
種をまいてプランターで育てた後、畑に移植し、収穫したタマネギは収穫感謝祭のカレーに入れていただきました。

✿ダイコン

プランターに大根を植えました。一番最初に出てくる葉っぱは、ハートの形をしてるんだよ!と教えてくれるお友達もいました。

✿マリーゴールド

春に種をまき、夏にきれいな花を咲かせました。外虫よけにもなるので畑の中に野菜と一緒に植えました。

✿春の花の押し花

自分の好きな花をつんで、押し花シートとプレス機を使って押し花を作りました。出来た押し花を使って、かわいいキャンドルも作りました。また、自分で選んで作った押し花を使って、制作をする予定です。

         

《番外編:アオムシとアゲハチョウ》

畑のニンジンの葉にたくさんのアゲハチョウの卵が!葉っぱごとお部屋に持ってきて、卵から青虫が生まれ、やがてサナギになり、蝶に羽化する様子を楽しんで観察しました。生命の神秘を、子どもたちも感じたことでしょう。

毎日のように綺麗なアゲハチョウが、伊勢原幼稚園のお庭の空へ飛び立っていきました。

 

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